仲良くリビング学習!3人用学習机
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我が家には息子が3人おります。
そのうち、下の2人は双子です。
そんな3人がリビング学習できる机が欲しかったのですが、既製品は種類が少なく、しかもあっても値段が超高かったり、奥行が長すぎたり、ベストマッチなものはありませんでした。
これは作るしかないなというわけで作ってみました。
2018年の作品なので、作成途中の画像がありませんがご容赦ください。
<目次>
サイズ
まず、サイズを考えました。
小学校で使用されている机の天板サイズで最も多いのは、新JIS規格の1つで幅650×奥行450mmサイズのものだそうです。
1999年よりも前に購入された旧JIS規格のものは幅600×奥行400mmということなので、私が小学生の時代はこっちだったのかな。
とりあえず、小学校の机より狭いのは作業がしにくいことと、私の家のリビングの実情を踏まえて、1人あたり幅700mm、3人で幅2100×奥行500mmにしました。
高さについては、椅子を基準に考えました。
椅子はDIYでなく普通の学習椅子を買おうと思っていたので、それとマッチするように普通の学習机の高さを調べたところ、だいたい700mmでした。
そして、後述するIKEAの机の脚が長さ700mmだったので、700mmに決定。
天板
天板ははこれを注文しました。
天板加工①-面取り
まずは縁や角をなくすために、前回の記事で紹介したトリマを使用しました。
これで、全てで12ある縁を全て45°面取りビットで削ります。
45°面取りビット以外を使用したおしゃれな削り方はあるのですが、90°のとがった部分が残ると前腕が触れたときに気になるらしかったので、機能性重視で45°にしました。
天板加工②-配線用穴あけ
蛍光灯などのコンセントを通す穴があったほうが便利だろうと思いましたので穴をあけることに。
穴あけに使用したのはナフコの格安電動ドリルと『ホールソー』です。
電動ドリルの先端にこれをつけてグリングリンすると、穴があくのですよ。
空いた穴がこれです!
えっとですね、けっこう難しかったです。
まず、なかなか進みません。
ガリガリ掘れる感じではなく、少しずつ少~しずつ削ってく感じ。
歯をしっかり噛ませて掘ろうとすると、木材に歯が刺さってすぐにロックされて止まります。
そして、軸がズレます。
まっすぐしていたつもりなのに、厚さ25mmの天板を貫通する頃には円の位置がずれていました。
2018年の作品なので記憶が曖昧ですが、1つ空けるのに10分以上はかかりました。
穴は3人分3つ空けました。
このホールソーは7種類の径の歯がセットになって1500円というお値段ですし、あまり欲張り言ってはいけないでしょうか。
この商品しか経験がないので、何とも言えません。
いや、私も初めて使いましたし、私の技術も未熟なのでしょう。
とりあえず、穴があいたのでヨシ!とします。
この穴に配線孔キャップをはめます。
あらかじめ配線孔キャップを買っておいて、それに合わせて穴あけしました。
はめるとこんな感じ。
汚かった切断面もこれで隠せます。
あれ、隠しきれてない。
天板加工③-ニス塗り
買ったままの板だと傷つきやすく、液体をこぼしたときも大惨事なのでニスを塗ります。
食器にも利用できるということで子供にも安心安全です。
これを、側面と上面は3度塗り、下面は1度だけ塗りました。
ニスの塗り方のコツに関しては、上記商品を製造・販売しておられる和信ペイントさんのページを読ませていただきました。
研磨→ニス→乾燥の工程を3回繰り返します。
ニスを塗ったのは初めてでしたが、とても満足のいく仕上がりになりました。
和信ペイントさんのニスはお勧めです。
私もリピーター確定です。
机の脚
カラーボックスとIKEAの机の脚を使います。
IKEA 机の脚
2018年は1本500円くらいで買えました。
これを机の奥に2本使用します。
カラーボックス
カラーボックスはできるだけ細めのものを探しました。
一人当たりの作業スペースの幅は700mmなので、太いカラーボックスにしてしまったら椅子が入らなくなります。
最終的に選ばれたのがこれです。
700mmから150mm引いて、残り550mm。
これなら、一般的な学習椅子(幅400mm程度)を出し入れできて少し余裕もあります。
これを3つ購入しました。
カラボ加工①-カラーボックスの切断
高さをIKEAの机の脚にそろえるために切断します。
この切断はきれいにかつ正確にしなくて机が傾きます。
ですが、私の家にはダイソーのノコギリしかありません。
下手に電動工具を買って自宅でしても失敗するリスクが高く、しかも使用頻度もそれほど高いわけではないですので、今回はDIY器具を貸してくれる工房で作業をさせていただきました。
工房はカットする電動工具だけでなく、資材を固定する装置など、直線にカットするための環境が整っていますので、ミスが許されない作業ではお世話になったほうがいいと思います。
ここで、カラボの側板、背板の3枚を3台分カットしました。
やはり、技術が乏しいので1mm程度の誤差が生じましたが、なんとかなりました。
カラボ加工②-カラーボックスの組み立て
切断したカラーボックスを自宅で組み立てます。
切断したことによって、側板の上のほうにあった正規の穴がなくなっているので、電動ドリルで穴あけします。
天板にある穴とズレないように注意が必要です。
ちょっとズレましたが、問題なし!
合体
いざ、天板と足をくっつけます。
IKEAの脚は、付属のネジでそのまんま固定します。
カラーボックスは天板にカラーボックス連結用の穴が開いていたので、そこからネジで天板に固定します。
これで完成です!
カラーボックスは、上段・下段ともにA4サイズの教科書が入ります。
デスクマット(おまけ)
傷防止、汚れ防止、そしていろいろ書類や好きな絵などを挟めるように、塩ビのデスクマットをナフコで量り売りしてもらいました。残念ながら500mmの幅のものはなかったので、450mmのものを2100mm購入。
これの縮みかたがハンパない!
約2年で35mm縮みました。
ネットの情報通り縮むことを想定して、長めに買うべきでした・・・。
まとめ
今回かかった費用の概算です。
・天板 8000円
・ニス 2000円
・配線用キャップ 800円
・ホールソー 1500円
・カラーボックス 2000円×3
・IKEAテーブル脚 500円×2
・工房使用料 1000円
合計 20,300円(余剰材料や今後も使用できる機材含む。デスクマット除く。)
リビングにマッチしたサイズのものが低価格で作成できて、私的には大満足です。
難しい作業はそれほどありませんので、是非チャレンジしてみてください。